薄毛治療薬プロペシアの効果と副作用を知る

髪を触る人

薄毛治療に使用されるプロペシアを服用することで得られる効果や副作用にはどのようなものがあるのか、治療薬として使用する前に知っておくことは大切です。

男性型脱毛症であるAGAと診断された人は薄毛になっているのがDHTによる影響が強いと確認された場合です。
プロペシアに含まれる有効成分のフィナステリドの効果はDHTを生成することにかかわる酵素である5α-リダクターゼの働きを阻害する効果が期待できます。
男性ホルモンのテストステロンと5α-リダクターゼの結合が大量に起こらなくなると、毛髪を作り出す毛乳頭細胞に存在する受容体とDHTの結びつきが減ります。
太く長い毛に成長する前に抜けてしまうことを減らせて、通常のヘアサイクルで脱毛するように近づけさせることになります。

プロペシアによる副作用はDHTが抑制されることが影響していて、DHTは性衝動にもかかわる男性ホルモンであるため治療薬の服用を続けることで性欲減退や勃起機能障害につながる恐れがあるでしょう。
男性らしい体を作るためにも欠かせず1.1%の発生確率ですが精子減少が起きることが分かっていて、子作りに影響が出ることも考えられます。

前立腺がんの検査を受ける場合は血中にフィナステリドの成分が残っていると前立腺がんかどうかを判断するためのPSA値を50%程低下させる副作用があります。
医師に薄毛治療薬としてプロペシアを服用中であることを伝えないと正しい検査結果が出なくなってしまうため注意が必要です。

薄毛に対する効果が出るまでおよそ6か月間はプロペシアを飲み続けて、フィナステリドの血中濃度を一定値に保てる状態が効果的です。
老廃物や有害物質を排除する役割を担っている肝臓に負担がかかり肝機能障害を起きる可能性があります。
治療薬を長期的に飲む場合は誰でも起こり得る副作用ですから、体調不良が続くようであれば血液検査を受けて肝機能に問題が起きていないか確認する必要性があります。

女性はプロペシアに触れるのも危険!

男性が医師からプロペシアを処方されるときにも注意されますが、女性はプロペシアの服用だけでなく触れることも危険な場合があるため薬の取り扱いには注意が必要です。
特にこれから赤ちゃんを産みたいと考えている場合や妊娠中である女性は自身が薄毛でも男性に処方されたフィナステリドが含まれた治療薬には近づかないようにしなければなりません。

胎児が男の子である場合、男性器を発達させるために重要な役割を果たしているのがDHTです。
母体から栄養を得ている赤ちゃんは母親がフィナステリドを摂取していると十分にDHTの効果があらわれずに男性器が未発達のまま生まれてきてしまう可能性が高まります。

母体の中で生殖器の発達が未熟だと生まれてきてから正常に戻る可能性がほとんどなく、生殖機能が不全のまま過ごさなければならなくなる可能性が出てきます。
わずかな量でも影響を与える懸念があるため、プロペシアに触ることがないように妊娠前後は特に気を付けましょう。

出産後も授乳をしている間は男性ホルモンのDHTが少なくなることで男の子としての体の成長に影響を与えてしまいます。
そのためプロペシアは服用しないようにするだけでなく触らないようにすることを徹底して赤ちゃん自身にも触らせてしまうことがないように手の届かない場所に管理しなければなりません。

すでに閉経しているか赤ちゃんを産む予定がない場合には医師の判断で女性にも処方される場合があります。
女性に対する安全性が確立された成分ではないため自身の判断で服用することは避けるべきです。
男児の赤ちゃんに多大な影響を与えてしまうことをよく理解して薄毛治療中の男性ばかりでなく、女性もフィナステリドの成分について詳しくなっておくとトラブルを避けることができます。